9/1より院内でのPCR検査(スマートジーン)を開始します。最短で当日中に検査結果をご報告いたします。院内PCR検査は1時間に2名まで検査可能ですが、検査をご希望される方が多い場合は外部検査機関でのPCR検査となります。外部検査機関での検査となった場合は翌日以降の結果報告となりますので、ご了承ください。

新型コロナ感染の検査

新型コロナ感染症の診断には、主に抗原検査とPCR検査が使われています。
それぞれの利点があり、使い分けが重要です。

抗原検査は15分で結果判明、検査性能はPCRより劣る

15分ほどで検査が終了し(数分程度で陽性になることもあります)、すぐに結果を知ることができます。

短時間で結果を知ることができますが、PCRよりもウイルスの検出率は低いとされます。PCRとの比較では、咳や発熱などの症状がある方では80-90%、症状が全くない方では50%の検出率です。

抗原検査はウイルスの「タンパク質=抗原」を検出します。鼻の奥(鼻咽頭)、鼻の手前、唾液を検体として使います。最も検出率が高いため、抗原検査では鼻の奥(鼻咽頭)からの検体を使うことが一般的です。

抗原検査

PCRの検査性能は高い、結果判明までに時間がかかる

PCRは新型コロナウイルスに特徴的な「遺伝子の配列」を検出します。

新型コロナウイルス感染の基準検査とされ、高い精度でウイルスを検出することができます。抗原検査よりも検査に時間がかかり、結果の報告まで数時間~数日かかります。

抗原検査と違い、症状がない方でも正確にウイルスを検出することができます。

スマートジーン(院内PCR)

濃厚接触者の検査について

新型コロナウイルスは、発症2日前から発症後10日までの間は感染力があるとされます。
この期間の間に感染者と接触した方で、以下のいずれかに該当する場合に濃厚接触者とされます。

  • 同居の方
  • 1m以内の距離に15分間滞在

濃厚接触者の検査を行う最適な時期は決まっていません。
症状があればすぐに検査を行ったほうが良いですが、症状がない場合は濃厚接触から数日間経ってからの検査が望ましいとされます。
最後の濃厚接触から7-10日経過した後にPCRが陰性であれば、感染の可能性は低いとされています。

院内PCR検査(スマートジーン)について

開始から終了まで1時間程度と検査時間が短く、従来のPCR検査と同等の検査性能を持ちます。
当院の祐作医師が実際に性能を検証(共著論文)し、「従来のPCR検査と99%の結果が一致」と高い検査性能を確認しています。

Figure 1.

投稿者プロフィール

明石 祐作 Yusaku Akashi, MD, PhD
あかし内科クリニック(大阪府柏原市)の副院長です。総合内科専門医、家庭医療専門医・指導医、救急科専門医、医学博士。診療所から大病院まで、色々な医療機関で研鑽してきました(現在も継続中)。「最初に何でも相談できる医者」を理想とし、日々診療しています。