ワクチンを受けたけど、しっかり抗体がついたか心配・・・
参考程度ですが、抗体検査が可能です!
ワクチンを打つと病原体に対する免疫が付き、抗体が作られます。
現在日本で使われているワクチン(ファイザー・モデルナ・アストラゼネカ)は効果が高く、ほとんどの人で感染や重症化を防ぎます。そのため、予防接種後に必ずしも抗体を測定する必要はないとされています。
一方、抗体価が高いほど感染予防効果が高いと報告されており、どの程度新型コロナウイルスへの免疫が付いたか参考にはなります。
2種類の抗体:Sタンパク質とNタンパク質
予防接種での免疫や、過去に感染したことがあるかを調べるにはIgGという抗体を調べます。
新型コロナウイルスに感染すると、Sタンパク質とNタンパク質の両方に対するIgG抗体ができます。一方、ワクチンで抗体が作られた場合は、Sタンパク質のみに抗体ができます。
そのため、ワクチンを打った後に抗体ができたかを調べる場合、Sタンパク質のIgG抗体を調べます(自費で4,500円となります)。
過去に新型コロナウイルスに感染したかを調べる場合は、Nタンパク質のIgG抗体を調べます。ワクチン接種に関わらず、過去の感染の有無を確認することができます。
検査を受ける適切なタイミング
決まった推奨はありませんが、予防接種後4週間たってからの測定が一般的です。
「高い抗体価=絶対安心」ではありません
現在のところ、どれくらいの抗体価があれば感染しないのかは分かっていません。また、高い抗体価があっても、感染力の強い変異株には感染する可能性があります。特に感染拡大が進んでいる状況では、感染対策を継続する必要があります。
投稿者プロフィール
- あかし内科クリニック(大阪府柏原市)の副院長です。総合内科専門医、家庭医療専門医・指導医、救急科専門医、医学博士。診療所から大病院まで、色々な医療機関で研鑽してきました(現在も継続中)。「最初に何でも相談できる医者」を理想とし、日々診療しています。
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